アキレス腱断裂後、初めての在宅勤務の日。
営業職の自分にとって「現場に行けない」ことは、想像以上の精神的負担でした。
ケガをすると体の痛みだけでなく
「仕事はどうなるのか」
「会社からどう見られるのか」
という不安が強くなります。
この記事では、アキレス腱断裂後の在宅勤務初日に感じた
営業マンとしての本音と不安、
そしてその日気づいたことを書いています。
アキレス腱断裂後初の仕事日
アキレス腱を断裂してから初めての仕事日。
「出勤」ではなく、在宅勤務という形になりました。
会社に在宅勤務の制度はありません。
それでも上司が判断し、特別に許可を出してくれました。
ありがたい。
でも、心はまったく軽くありませんでした。
このケガ当日の出来事については、こちらの記事に書いています。
👉(第1話リンク)
チームは現場、自分は家

この日、チームの同僚たちは全員で営業先の現地確認へ。
本来なら、自分もそこにいるはずでした。
現場を見る。
直接話す。
空気を感じる。
営業にとって当たり前の仕事が、自分にはできない。
その間、私は自宅でパソコンの前に座っていました。
「取り残された」
私のいない処で何を言われているのだろうか
成果出せない人間は必要ないと思われていないか
頭の中はマイナスな事ばかりです・・・
自分の無力感を強く感じるとともに
周囲からの見られ方を想像しマイナス思考となってしまっております。
その感覚が、一日中胸の奥にありました。
松葉杖生活が始まった日の衝撃はこちらに書いています。
👉(第2話リンク)
営業なのに“動けない”という現実
営業という仕事は「動いてこそ価値がある」と信じてきました。
だからこそ、動けない今の自分に対して
「自分は何の役に立っているのか」
そんな疑問が何度も浮かびました。
資料を作りながらも、心は現場に置き去りのまま。
頭の片隅では「現場にいない自分」を意識していました。
自分は今後どうなるのか?
明日は?明後日は?来週は?
不安な未来のことばかり考えてしまいます。
そんな疑問が浮かびます。
人事にケガを相談する怖さ
今回の在宅勤務は特別な対応です。
会社の制度にあるわけではありません。
人事にケガの状況を説明し、理解を求める。
それだけでも精神的な負担があります。
「迷惑をかけているのではないか?
会社からは、ケガをしても普通に出勤して下さいと言われるのではないか?」
だからこそ、人事に状況を説明すること自体が精神的な負担でした。
それでも仕事をしようとする自分
現場に行けなくても、できることはある。
資料作成、情報整理、案件確認。
体は動かないけれど、頭はまだ動く。
家族がいる場所で仕事をする不思議

自宅での在宅勤務。
家族が学校や仕事に行き、自分は見送る立場になっていることが、どこか不思議でした。
今まで「家」は休む場所。
今日は「仕事をする場所」。
生活と仕事の境界があいまいになった一日でした。
受験を控えた長男への想い
もう一つ、心のどこかに引っかかっていたことがあります。
受験を控えた長男のことです。
家にいることで、勉強の邪魔になっていないだろうか。
パソコンの音。
電話の声。
自分の存在そのものが、集中の妨げになっていないか。
本来なら、父親が家にいることは安心につながるはずなのに、
今の自分は「迷惑をかける側」になっているのではないかと考えてしまう。
「大丈夫だよ」と言ってくれる家族の言葉が、
逆に申し訳なく感じる瞬間がありました。
仕事の不安と、父親としての不安。
体が動かないだけでなく、心まで落ち着かない理由は、ここにもありました。
本当の不安はここにあった
正直に言えば、焦っています。
みんなに置いていかれるのではないか。
明日以降は自分は何ができるのか?元々のアポイントはどうしたらよいのか?
復帰したとき、自分の居場所はあるのか。
でもその不安は、家族にも上司にも言えません。
それでも支えてくれる人がいる
在宅勤務を認めてくれた上司。
フォローしてくれる同僚。
見守ってくれる家族。
一人で働いているわけではないことに、今さら気づきました。
この経験が考えさせていること

今まで、無理をするのが当たり前でした。
動き続けることが正しいと思っていました。
でも今は違います。
止まったからこそ、考えられることがある。
支えてくれている同僚がいるものの、自分は一生会社員として
会社歯車となり生活していく人生で良いのか?
自分で自分の人生を本当の意味で生きていくには、どの様な事を
していけば良いのか?
改めて今まで考えてもいなかった事を調べてみたり
行動を起こそうと考える時間になっております。
また働く、稼ぐ、資産を作るだけが自分の人生の価値なのか?
今まで感じられなかった、生活を送っている人と関わることが出来ないのか?
自分の視野を広げるきっかけになっている様な気がします
今の気持ちを忘れたくない、忘れてはいけない
ケガが治った時、いつもの日常に戻り、仕事だけに謀殺されると
忘れてしまう様な気がして。
今このブログに書き残しています。
まとめ|在宅勤務初日は“心の整理”の日だった
在宅勤務初日は、仕事をしたというより、
自分の心の中を整理した一日でした。
体が動かないだけでなく、
仕事の不安、家族への気遣い、将来への焦り。
今まで見ないようにしてきた感情が、一気に押し寄せてきました。
でも同時に、
止まったからこそ見えたものもあります。
支えてくれる人がいること。
自分は一人で働いていたわけではなかったこと。
そして、仕事だけが人生のすべてではないのかもしれない、という気づき。
まだ不安は消えません。
正直、明日のことも怖いです。
それでも、この記録を続けていこうと思います。
同じようにケガや不安の中にいる誰かに、
「一人じゃない」と伝わることを願って。
この気持ちは、ケガ当日から続いている変化の延長線にあると感じています。
最初の出来事はこちらに書いています。
👉(第1話リンク)



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