アキレス腱断裂後、単身赴任先での生活は地味にきつい|食料品・駅まで1.5キロ・タクシー代の現実

アキレス腱断裂後、単身赴任先での生活は地味にきつい|食料品・駅まで1.5キロ・タクシー代の現実 アキレス腱断裂体験記

アキレス腱断裂の手術後、単身赴任先で過ごす生活は想像以上に不便でした。

普段なら何でもないことでも、松葉杖生活になると一気に難しくなります特に困ったのが、食料品の確保と朝の移動です。近くにすぐ買いに行けるわけでもなく、食料品はネットスーパーに頼るしかない日もありました。

さらに朝早い日は、駅まで1.5キロをどうやって移動するかが大きな問題になります。タクシーは予約できず、やむを得ず松葉杖で歩いた日もありました。しかもタクシーを使えば1日往復3000円ほどが自腹です。そこまでして仕事に行く必要が本当にあるのか。今回の怪我で、単身赴任と会社員の働き方について、あらためて考えさせられました。

アキレス腱断裂後の単身赴任生活は想像以上に不便だった

アキレス腱断裂の手術後、単身赴任先での生活は思っていた以上に不便でした。
普段の生活なら気にも留めないことが、松葉杖生活になるだけで一気に難しくなります。自宅で家族と一緒に暮らしているなら、多少は助けてもらえることもあるかもしれません。ですが単身赴任先では、基本的に全部を自分で何とかしなければいけません。そこがかなりきついと感じました。

特に大きかったのは、「少し困った」がすぐに大きな負担になることです。
たとえば水や食料、日用品など、普通なら仕事帰りや空いた時間に少し買えば済むものでも、松葉杖になると話は別です。気軽に店へ行くことができませんし、荷物を持って帰るのも簡単ではありません。
ちょっとした買い物ひとつでも、「どうやって行くか」「持ち帰れるか」「今日じゃなくてもいいか」と考える必要が出てきます。これが毎回積み重なると、かなりのストレスになります。

単身赴任先というのは、ただでさえ生活の基盤が弱い場所です。
慣れた家ではないので動線も微妙に違いますし、何か困った時にすぐ助けてもらえる環境でもありません。怪我をする前は、それでも何とかなると思っていました。実際、元気な時は大きな問題にはなりません。
でもアキレス腱断裂後は、その「何とかなる」が一気に崩れます。

朝起きてからの動きもそうです。
部屋の中を移動するだけでも時間がかかる。
準備をするにも、普段より余裕を持たないと間に合わない。
外へ出るまでにも気を使う。
これが単身赴任先だと、誰かが代わってくれるわけでもなく、すべて自分ひとりで進めるしかありません。
その現実が、思っていた以上に重かったです。

さらに精神的にも地味にきついです。
怪我をしているだけでも気持ちは落ちやすいのに、単身赴任先では生活そのものを守ることにも神経を使います。
「今日は何を食べるか」
「足りない物はどうするか」
「明日の朝はどうやって移動するか」

こうしたことを一つずつ考えなければいけない。
普通に生活している時には無意識でできていたことが、全部“考えないとできないこと”に変わってしまいます。

今回あらためて感じたのは、アキレス腱断裂後の生活で本当にきついのは、痛みや不便さだけではないということです。
生活を回すための余裕そのものがなくなることが、かなり大きいと思いました。
しかも単身赴任だと、その負担を一人で受けることになります。

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誰かに頼れば済むという場面が少ないからこそ、小さな不便の積み重ねが重く感じます。

怪我をする前は、単身赴任先での生活にそこまで大きな問題を感じていませんでした。
不便なことはあっても、仕事のためだから仕方ないと受け入れていた部分もあります。
でも今回、松葉杖生活になってみて初めて、この生活は元気で動けることが前提だったとよく分かりました。
動けなくなった瞬間、食事、移動、買い物、通勤、その全部が一気に不安定になる。
その現実をかなりはっきり感じています。

だから今は、単身赴任先で仕事を続けることそのものに疑問を持つようになりました。
ただでさえ怪我の回復に集中したい時期なのに、生活を維持するだけでエネルギーが削られる。
そこまでして今の働き方を続ける必要が本当にあるのか。
今回のアキレス腱断裂で、その問いを避けられなくなりました。

アキレス腱断裂後は食料品の買い出しにも困る

アキレス腱断裂後の単身赴任生活で、かなり困ったのが食料品の確保でした。
仕事や通勤の大変さは分かりやすいですが、実際に生活してみると、それ以上に日々の食事をどうするかが現実的な問題になります。元気な時なら、仕事帰りにコンビニやスーパーに寄ることは当たり前にできていました。少し足りない物があればその場で買えばいいし、重い物もそれなりに持って帰れます。
でも松葉杖生活になると、その「ついでに買う」が一気に難しくなります。

まず、買いに行くこと自体が簡単ではありません。
近い距離でも、松葉杖だと移動の負担はかなり大きいです。しかも、せっかく店まで行けたとしても、そこから荷物を持って帰る問題があります。両手が松葉杖でふさがるので、普通の買い物袋をいくつも持つのは現実的ではありません。飲み物やレトルト、パックご飯のような少しかさばる物ですら、思った以上に負担になります。

単身赴任先では、買い置きが尽きた時にすぐ誰かに頼れるわけでもありません。
だから、「今日は何を食べるか」より前に、そもそもどうやって食料を確保するかを考えなければいけなくなります。これがかなり面倒でしたし、正直かなり疲れました。
怪我をしている時は、回復のことだけ考えていればいいわけではありません。生活を回すために食べることは必要ですし、その準備も全部自分でやらないといけない。ここが単身赴任生活のきついところだと強く感じました。

実際、自分の場合はネットスーパーにかなり助けられました。
今までなら、ネットスーパーは「忙しい時に使うもの」くらいの感覚でしたが、アキレス腱断裂後はそういうレベルではありませんでした。
むしろ、普通に生活を続けるための手段になっていました。
水や食料、すぐ食べられる物、日用品などを届けてもらえるだけで、かなり負担が減ります。特に単身赴任先では、買い物に出ること自体がリスクにもなるので、無理をしなくて済むのはかなり大きかったです。

もちろん、ネットスーパーにも不便さはあります。
すぐ欲しい時に届くわけではありませんし、注文のタイミングを考えなければいけません。必要な物を切らさないように、少し先を見て動く必要があります。
でも、それでも店まで行って、松葉杖で買って、持って帰る負担を考えれば、使えるだけかなり助かります。
特に今回のように、生活の拠点が単身赴任先で、周囲に頼りにくい状況では、ネットスーパーはかなり現実的な選択肢だと思いました。

今回あらためて感じたのは、アキレス腱断裂後の生活では「買い物」はただの家事ではないということです。
移動・荷物・安全・疲労が全部絡むので、思っている以上に大きな問題になります。
食料品を確保するだけでもこれだけ苦労するのかと思うと、怪我をした人の生活は本当に“普通”では回らないのだと実感しました。

以前書いたように、アキレス腱断裂をきっかけに自分の価値観はかなり変わりましたが、こういう日常の小さな不便を一つずつ経験するたびに、元気に動けることが前提の働き方や生活は、いざ崩れると一気に苦しくなると感じます。
この時点で、単身赴任先で何とか生活を維持して仕事に向かうこと自体が、かなり無理の上に成り立っているのではないかと思うようになりました。

食料品を買うだけでもここまで考えないといけない。
それなのに仕事は普通に続く。
この現実に触れると、「怪我をしてまで、今まで通り仕事を優先する必要が本当にあるのか」と考えずにはいられません。

アキレス腱断裂後の単身赴任生活でまず感じたのは、華やかな話ではなく、こうした日々の生活基盤の脆さでした。

アキレス腱断裂後の朝、駅まで1.5キロが本当にきつかった

単身赴任先で特にきつかったのが、朝の移動でした。
普段なら駅まで1.5キロという距離は、そこまで大きな問題ではありません。歩けない距離ではないですし、時間に余裕があれば何とかなる感覚です。
でもアキレス腱断裂後、しかも松葉杖生活になると、この1.5キロがまったく別物になります。

まず、松葉杖での移動は想像以上に体力を使います。
ただ前に進むだけでも負担がありますし、少しの段差や道の状態にも気を使います。普通に歩ける時は気にならないことが、全部ストレスに変わります。
朝はそれに加えて、時間の制約もあります。仕事に間に合わせないといけない、電車の時間もある、焦ると危ない、でも急げない。この組み合わせがかなりきついです。

しかも単身赴任先では、タクシーが簡単に使える環境でもありませんでした。
早朝だと予約が取れないこともあり、「お金を払えば解決する」話ですらない日があります。つまり、移動の負担を減らしたくても、その選択肢自体がないことがある。これがかなり厳しかったです。

実際、自分も朝が早かった日は、やむを得ず松葉杖で駅まで1.5キロ歩いたことがあります。
正直、かなりきつかったです。
途中で何度も、「ここまでして仕事に行く必要が本当にあるのか」と考えました。
もちろん、会社員として仕事がある以上、行かなければいけないという意識はあります。休めない事情もありますし、任されていることがあるのも分かっています。
でも、それとは別に、怪我をしてここまで負担をかけてまで出社することが、本当に正しいのかという疑問が強く出てきました。

1.5キロという数字だけ見ると、大したことがないように思われるかもしれません。
でも松葉杖だと違います。
距離の問題だけではなく、

・時間がかかる
・体力を削られる
・転倒の不安がある
・朝から消耗する

こうしたものが全部のしかかってきます。
しかも、その後には普通に仕事が待っています。
駅に着いた時点でかなり疲れているのに、そこから電車に乗って会社に向かい、仕事をする。この流れは、思っていた以上に無理があります。

以前書いたように、アキレス腱断裂後の生活では、仕事そのものよりもそこへたどり着くまでの過程に強く消耗する場面が増えました。単身赴任先ではその傾向がさらに強く、生活基盤が弱いぶん、小さな移動の負担がそのまま仕事への負担にもつながります。
今回の駅までの1.5キロもまさにそうで、「通勤」とひとことで片づけられない重さがありました。

この経験をして強く思ったのは、会社員の働き方というのは、元気に動けることが前提で成り立っているということです。
動けなくなった瞬間に、通勤の1.5キロですら大きな壁になります。
それでも出社を前提に考えなければいけない現実に触れると、今まで当たり前だと思っていた働き方そのものに疑問が出てきます。

朝からここまで消耗して仕事に向かう。
その状況を経験すると、ただ「大変だった」で終わる話ではありませんでした。
むしろ、怪我をしてまで今まで通り働こうとすること自体に無理があるのではないかと、かなりはっきり感じました。
今回の1.5キロは距離以上に、自分の働き方や生き方を考えさせられる時間になりました。

タクシー代が自腹で往復3000円かかる現実に疑問を持った

アキレス腱断裂後の単身赴任生活で、地味にかなり重かったのが移動にかかるお金でした。
特に朝の通勤は、自分の気合いや工夫だけではどうにもならない場面があります。松葉杖で無理に歩くのは危険ですし、体力も削られます。だから本来ならタクシーを使いたい。実際、自分もそう考えました。

ただ、ここで出てくるのがタクシー代は自腹という現実です。

片道だけでもそれなりにかかりますし、往復すれば1日で3000円程度。
これが1回だけならまだ仕方ないと思えるかもしれません。
でも、怪我で生活自体が不自由になっている中で、その負担がそのまま個人に乗ってくると、かなり重く感じます。

正直、ここでかなり引っかかりました。

仕事に行くための移動です。
遊びで使うわけでもなければ、楽をしたくて乗るわけでもない。
怪我をしていて、普通の移動が難しいから必要になるお金です。
それなのに、その費用を当然のように自分で出すことに、かなり疑問を持ちました。

もちろん会社にもルールがあるのは分かりますし、何でもかんでも負担してもらえるわけではないことも理解しています。
でも、今回のようにアキレス腱断裂で松葉杖生活になっている状況で、出社のために必要な移動コストまで自腹になると、「そこまでして自分が仕事に合わせなければいけないのか」と考えてしまいます。

しかも厄介なのは、タクシーを使えば解決、で終わらないことです。
以前も書いたように、単身赴任先では早朝に予約が取れない日もありました。つまり、お金を払えば安全に移動できるという単純な話でもありません。
それでも、使える日は使うしかない。
でも使えばお金がかかる。
使わなければ松葉杖で無理をすることになる。
この選択自体がかなりしんどいです。

往復3000円という金額も、数字だけ見れば「そのくらいなら」と思う人がいるかもしれません。
でも、怪我をしている時は普段以上にお金も気になります。通院、生活用品、移動、食事、いろいろな面で出費は増えやすいです。
その中で、「仕事に行くため」にさらに毎回数千円が消えるとなると、気持ちの負担はかなり大きくなります。

しかもそのお金を払って得られるのは、何か特別な快適さではありません。
ただ、何とか出社するための最低限の移動手段です。
そのレベルのことにまで自腹で対応しなければいけない現実を見ると、会社員という働き方は、時間だけでなくお金の面でも個人にかなり負担を寄せてくるのだと感じました。

今回のことで特に思ったのは、会社員は「会社に行くこと」を前提に、想像以上に多くのものを差し出しているということです。
時間、体力、気力、そして場合によってはこうした移動コストまで、自分側で何とかすることが当たり前になっている。
でも、怪我をするとその当たり前が一気に苦しくなります。
元気な時には見えなかった負担が、かなりはっきり見えてきます。

だから今回のタクシー代の問題は、単なる出費の話ではありませんでした。
そこまでして出社しなければいけないのか。
そこまでして今まで通り働くことに、どれだけ意味があるのか。
そういう疑問にそのままつながる話でした。

以前から、アキレス腱断裂をきっかけに価値観が変わったことは書いてきましたが、今回のような小さく見える現実的な負担の積み重ねが、その考えをより強くしています。
時間も奪われる。体力も削られる。さらにお金まで出ていく。
それでも会社員でいる意味は何なのか。
今回のタクシー代は、そのことをかなり考えさせられる出来事でした。

そこまでして仕事に行く必要があるのかと考えた

今回いちばん強く残ったのは、単に「大変だった」という感想ではありません。
正直に言うと、そこまでして仕事に行く必要が本当にあるのかという疑問でした。

アキレス腱断裂後、単身赴任先で生活しながら、食料の確保に困り、朝は駅まで1.5キロの移動を考え、タクシーが取れなければ松葉杖で歩くしかない。タクシーを使えば今度は自腹で往復3000円ほどかかる。
こうした現実を一つずつ経験していくと、だんだん「会社に行くこと」自体の意味を考えるようになりました。

もちろん、仕事がある以上、責任があるのは分かっています。
会社員として任されていることもありますし、自分だけ好き勝手にできないのも理解しています。
でも、それとは別に、今回のように怪我をして明らかに普通ではない状態でも、結局は自分が何とかして仕事に合わせる前提で物事が進んでいくことに、かなり違和感がありました。

元気な時は、それでも回せます。
多少きつくても、多少無理をしても、何とかなる。
でも怪我をすると、その「何とかなる」が一気に崩れます。
その時に見えてくるのは、会社員の働き方が思っている以上に、健康で自由に動けることを前提にできているということです。
動けなくなった途端に、通勤も、生活も、仕事も、全部が急に難しくなる。
それでも基本は「仕事に行くにはどうするか」で考えなければいけない。
そこにかなり無理があると感じました。

特に今回、自分の中で引っかかったのは、「ここまでしても、結局それは自分の人生を良くする方向にはあまりつながっていないのではないか」という感覚です。
単身赴任先で松葉杖生活をしながら、食料のことを考え、移動手段に悩み、お金を払い、時間も体力も使って仕事に向かう。
そこまでして続けた先に、何が残るのか。
少なくとも今の自分には、その問いにすぐ答えられませんでした。

以前から、アキレス腱断裂をきっかけに価値観が変わったことや、会社員は時間を奪われる働き方だと感じたことは書いてきました。
でも今回の単身赴任先での生活は、それをさらに現実的に突きつけてきました。
頭で考えた違和感ではなく、体と生活で実感する違和感です。
「なんかおかしい気がする」ではなく、「これは本当に無理がある」と思わされるレベルでした。

今回の経験があって、自分の中ではかなりはっきりしました。
会社員として働くこと自体をすぐにやめるわけではありません。
現実には生活もありますし、簡単に割り切れるものでもありません。
それでも、ここまでして今の働き方を守ることが、本当に正しいのかはもう一度考えたいと思っています。

怪我をしてまで仕事に合わせる。
生活を削ってまで通勤する。
自腹で移動コストを払い、体力も気力も使い、何とか出社する。
その全部を当然だと思っていたら、自分の人生はいつまでも会社中心のままです。
だから今回、「そこまでして仕事に行く必要があるのか」と感じたことは、自分にとってかなり大きな気づきでした。

今後すぐに何かが大きく変わるわけではありません。
でも少なくとも、自分の中では以前よりはっきりと、会社に合わせることを最優先にする生き方を、このままずっと続けたくはないと思うようになっています。
今回のアキレス腱断裂は大変でしたが、その一方で、単身赴任や会社員としての働き方そのものを見直すきっかけにもなりました。
この違和感を見なかったことにせず、これからの働き方や生き方を少しずつ変えていきたいと思っています。

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まとめ

アキレス腱断裂後の単身赴任生活は、想像以上に不便でした。
特に困ったのは、食料品の確保と朝の移動です。松葉杖生活では、ちょっとした買い物すら簡単ではなく、食料品はネットスーパーに頼るしかない場面もありました。さらに朝早い日は、駅まで1.5キロをどうやって移動するかが大きな問題になります。タクシーが予約できず、やむを得ず松葉杖で歩いた日もありました。

しかも、タクシーを使えば1日往復3000円程度が自腹です。
仕事に行くために、時間も体力もお金も削られていく現実を前にして、そこまでして会社に合わせる必要が本当にあるのかと考えるようになりました。

今回の怪我で強く感じたのは、会社員の働き方は元気に動けることが前提で成り立っているということです。
動けなくなった瞬間に、通勤も生活も一気に不安定になる。だからこそ今は、この違和感を見なかったことにせず、働き方や生き方を少しずつ見直していきたいと思っています。

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